大手M&A仲介と比べて当社を選んだ理由とは？──譲れなかった“想い”と提案力が導いた成約

案件概要

• 業種／所在地／従業員数： 専門小売業/関東/100名以上
• 譲渡理由：後継者不在
• 成約時期／成約スキーム：2024年11月/株式譲渡

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インタビュー内容（QA形式）

Q1. オーナー様がM&Aを検討された背景を教えてください。

A.　創業から30年以上経営を続けてこられましたが、60歳を超えて、今後は趣味などご自身の時間を大切にされたいというお気持ちがありました。一方で、後継者が不在であったため、M&Aを検討されるに至りました。

Q2. 初回面談時の印象・課題は？

A.　 セミナーにご参加いただき、初めて当社の「売り手オーナー向けのFAサービス」を知っていただき、魅力を感じてくださいました。ただ、上場している大手M&A仲介会社と以前からお付き合いもあったため、業界大手であることや上場会社としての安心感を踏まえ、どちらに依頼すべきか迷われていたご様子でした。

Q3. 案件成約において意識された点は？

A.　 株式譲渡後におけるオーナー様の価値を最大化するためには、どのようなスキームが適しているかを考え、会社が所有していた土地建物や余剰現預金を手元に残せるよう、会社分割スキームを提案しました。
オーナー様には当初から本命の買い手候補がいたため、その相手と良好な関係を維持しながらも、主張すべきことは明確にお伝えし、好条件を得られるようアドバイスいたしました。

Q4. 成約までに苦労した点と、どう乗り越えたか？

A.　当初は順調に進んでいましたが、途中でオーナー様の急な体調悪化という不測の事態が発生いたしました。結果的に、予定よりも半年以上時間はかかったものの、その間もご家族や顧問税理士様などの周囲の方々と連携しつつ粘り強く丁寧なご支援を続けることで、最終的に成約に至ることができました。

Q5. 成約後のオーナー様のご様子は？

A.　本命であったお相手とご成約に至り、また会社分割によりオーナー様の資産を新設の資産管理会社に移して残すことができたため、ご家族の皆様にも大変お喜びいただけたご様子でした。

Q6. 今回のM&Aを通じて感じたこと・伝えたいことは？

A.　特にオーナー様が社長であり株主である場合、ご自身に不測の事態が生じた時に、「ご家族や従業員の生活はどうなるのか…」というご不安が、M&Aを検討されるきっかけになることも多いと思います。
本件ではまさに、オーナー様に予想もしていなかった事態が生じましたが、幸いにも事前に第三者への株式譲渡の準備を進められていたため、成約に至りました。
「万が一」は実際に起こりうるということを改めて感じました。

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営業担当者からのメッセージ

以前からお付き合いのあった大手M&A仲介会社ではなく、直近のセミナーで知ったばかりの当社をアドバイザーとして選んでいただけたのも、オーナー様の価値を最大化するスキームをご提案できたことや、一貫してオーナー様に寄り添ったアドバイスをご提供できたことが要因だと考えています。
大手企業に対する安心感は多かれ少なかれあるとは思いますが、ご自身にとって本当に価値あるアドバイスが何かをじっくり比較検討された上で、ご判断されることを願っております。