イベント運営業が挑んだ“ベストオーナーへの譲渡”のM&Aプロセス

2025.07.28

公開日:2025.07.28

2025.07.28

2025.07.28

更新日:2025.07.28

2025.07.28

イベント運営業が挑んだ“ベストオーナーへの譲渡”のM&Aプロセス

案件概要

• 業種/所在地/従業員数:イベント運営業/関東/約20名
• 譲渡理由:事業の選択と集中
• 成約時期/成約スキーム:2023年3月/会社分割


インタビュー内容(QA形式)

Q1. オーナー様がM&Aを検討された背景を教えてください。

A. オーナー様がM&Aを検討された背景には、自社の強みをより一層伸ばしていきたいという明確な経営方針がありました。特に、消費者向け(to C)ビジネスにおける競争力や市場優位性をさらに高めるために、経営資源を集中させたいというお考えが根底にありました。
一方で、法人向け(to B)事業については、今後の成長を見据えたときに、より最適な経営資源や戦略を持つ「ベストオーナー」に引き継ぐことが、事業自体の発展にもつながると判断されました。

Q1. オーナー様がM&Aを検討された背景を教えてください。

このようにして、自社の強みを深化・拡大させるとともに、譲渡対象事業の成長も願って、M&Aを戦略的に活用されたという背景があります。

Q2. 初回面談時の印象・課題は?

A.事業の選択と集中という明確な方針がありながらも、譲渡対象事業の従業員を大切にしてくれて、従業員の皆様がより高いモチベーションで業務に取り組める環境をご提供いただける買い手候補先への譲渡に、強いこだわりを持たれていました。

Q3. 案件成約において意識された点は?

A.上述の通り、従業員の皆様にとってもベストとなる企業を選定できるよう買い手候補先のリストアップ時点から考慮し、買い手候補先との面談を複数回重ねるなど、オーナー様が十分に判断できるよう進めることを心掛けました。

Q3. 案件成約において意識された点は?

Q4. 成約までに苦労した点と、どう乗り越えたか?

A.まずスキームの選定について、一部事業の譲渡であるため、基本的には事業譲渡か会社分割を選択することとなりますが、各スキームのメリット・デメリット・手続・留意点等をオーナー様へしっかりと説明した上で最適なスキームの選定をご支援しました。
また、プロセス終盤では条件面の交渉で重要な局面がありましたが、オーナー様と密にコミュニケーションを取らせていただき、妥協できないポイントをしっかりと整理・認識合わせして交渉に臨むことで、最終的にオーナー様にとって納得できる条件で成約することができました。

Q4. 成約までに苦労した点と、どう乗り越えたか?

Q5. 成約後のオーナー様のご様子は?

A.当初のプラン通り、「ベストオーナー」へ引き継げたこと、また、納得できる条件も確保できたことで、安堵されていたのが印象的です。後日談として、買い手企業側で担当役員肝入りの事業という位置づけでしっかりと取り組んでいただいているようなので、非常にご満足されています。

Q6. 今回のM&Aを通じて感じたこと・伝えたいことは?

A.オーナー様にとって大切に育ててきた事業であるからこそ、事業の更なる成長・発展を願って「ベストオーナー」へ譲るということも、重要な選択肢のひとつであることを改めて認識しました。

Q6. 今回のM&Aを通じて感じたこと・伝えたいことは?

営業担当者からのメッセージ

事業の譲渡は企業様の戦略を考える上で重要な選択肢ですが、実際に進める場合は相当程度煩雑であり、ビジネス・会計・税務・法務・人事など各領域において専門的な知見・経験が必要となります。
弊社では様々なM&Aスキームに精通したメンバー体制でご支援させていただくことが可能ですので、まずは気軽にご相談ください。

この記事の著者

RISONAL 編集部(オーナーズ )

RISONAL編集部

売り手の理想のM&Aの実現に特化した専属M&Aエージェントサービスおよび事業オーナー向けの資産運用サービスを提供するオーナーズ株式会社

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