「もし買い手が見つからなければ廃業も」——危機を好機に変えた株式譲渡の軌跡

2025.07.28

公開日:2025.07.28

2025.07.28

2025.07.28

更新日:2025.07.28

2025.07.28

「もし買い手が見つからなければ廃業も」——危機を好機に変えた株式譲渡の軌跡

案件概要

• 業種/所在地/従業員数:繊維小売業/関東/約10名
• 譲渡理由:後継者不在
• 成約時期/成約スキーム:2024年10月/株式譲渡

インタビュー内容(QA形式)

Q1. オーナー様がM&Aを検討された背景を教えてください。

A.一定の業績は確保されていたものの、売上・利益が長期的に減少トレンドにある経営環境の中で、一定の有利子負債を抱えた対象会社様を社内で承継することは難しいと感じておられ、もし買い手が見つからなければ将来的に廃業も検討する必要があるというご想定のもとで、M&Aを検討されていました。

Q2. 初回面談時の印象・課題は?

A. 既存事業の延長のみでなく、新たな事業・顧客・商材等により対象会社様の発展・成長をご支援いただき、ひいては従業員がより高いモチベーションでいきいきと業務に取り組める環境をご提供いただける買い手への譲渡を強く希望されていました。

Q2. 初回面談時の印象・課題は?

Q3. 案件成約において意識された点は?

A.買い手候補先の探索に非常に苦労しましたが、弊社の様々なネットワークを駆使して、関心を示していただける買い手候補を見つけることができました。
オーナー様が既存事業の業務も非常にお忙しくされていたこともあり、当該買い手候補との協議中に間延びする時期もありましたが、買い手候補先に対しては状況説明や今後のスケジュール目処を私から随時お伝えしてご理解いただけるよう努め、モメンタムを維持していただけるように意識しました。

Q3. 案件成約において意識された点は?

Q4. 成約までに苦労した点と、どう乗り越えたか?

A.オーナー様は譲渡にあたって譲渡価格以外にもいくつか確保したい条件がございました。
契約交渉の段階ではオーナー様・弁護士と密にコミュニケーションを取ってしっかりと認識合わせを行い、そのご意向に沿って買い手企業との交渉を進める過程では非常に困難な局面が多々ありましたが、最終的にオーナー様にとってご納得のいく条件を確保することができました。

Q5. 成約後のオーナー様のご様子は?

A.買い手が見つからなければ将来的に廃業もご想定されていましたので、成約までたどり着いたことに安堵されていました。

Q5. 成約後のオーナー様のご様子は?

Q6. 今回のM&Aを通じて感じたこと・伝えたいことは?

A.M&Aは最終的に契約書に定められる内容がすべてであり、契約書の内容を理解し、オーナー様にとって問題のない形で契約が締結されることが重要です。
そのためには、M&Aに関する専門知識・経験が豊富にあり、オーナー様側に立ってしっかりとアドバイスをしてくれる専門家の支援を受けることが非常に重要となります。

Q6. 今回のM&Aを通じて感じたこと・伝えたいことは?

営業担当者からのメッセージ

弊社ではM&Aの知見・経験のあるメンバーが揃っており、買い手候補先探索などプロセス初期から、契約交渉・クロージングなどのプロセス終盤までご支援させていただくことが可能な体制となっておりますので、是非ご相談がございましたらお気軽にお問い合わせください。

この記事の著者

RISONAL 編集部(オーナーズ )

RISONAL編集部

売り手の理想のM&Aの実現に特化した専属M&Aエージェントサービスおよび事業オーナー向けの資産運用サービスを提供するオーナーズ株式会社

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