プレスリリース

ソルトワークスの株式を譲り受け、社内承継を支援〜社内承継支援機構を通じた投資第1号案件〜

2026.03.17

当社は、社内承継支援サービス「RISONAL(リソナル)社内承継」の支援案件として、モバイルアプリ・Webサービスの企画・開発・運営を行う株式会社ソルトワークス(以下「ソルトワークス」)の社内承継を支援いたします。

本件は、当社グループの投資会社である株式会社社内承継支援機構(以下「社内承継支援機構」)による投資第一号案件です。社内承継支援機構は、外部の第三者への再売却を前提としない資本の受け皿となり、経営伴走支援や次期経営者の育成支援を行います。

◼️「RISONAL社内承継」活用の背景

昨今、事業承継を検討する事業オーナーの約半数が「社内承継」を第一希望に挙げ、他の承継手法を上回る結果となっています(※)。現場を熟知した役職員に経営を託したいというニーズが高まる一方で、後継者の財務的負担や次世代の経営体制の構築などが壁となり、断念せざるを得ないケースも少なくありません。

こうした社会背景を象徴するように、札幌を拠点とするソルトワークスも、独自の企業文化を次世代につなぐための最適な承継の形を模索されていました。

同社は2008年の創業以来、企画・デザイン・開発を一貫して内製するクリエイター集団として、年賀状アプリや大手コンビニチェーンとのアライアンス事業「コンビニフォト!」などを展開し、高い収益性を実現してきました。全スタッフの約7割を20から30代が占める若く活力ある組織であり、創業オーナーの鶴尾 康氏は、若手が主役となる風土を維持するため、社内の役職員が主体となって経営を担うことを強く希望されていました。同時にその実現に向けて、鶴尾氏が中心となって担ってきた経営管理機能を組織化し、さらに強化することの重要性を感じておられました。

一般的なM&A(第三者への売却)では経営管理機能の強化につながる可能性がある一方で、統合による企業文化の変容や雇用への影響が懸念されます。そこでオーナーズは、役職員主導の経営体制を維持する解決策として、社内承継支援機構を通じた株式の譲り受けと次世代の経営体制の実現に向けた伴走支援を提案・実行いたしました。

※出所:「社内承継に関する調査」(2025年6月発表)https://owners-ma.jp/news/20250630/

◼️本件のスキームと特徴

1. 資本政策:再売却(Exit)を前提としない「永続保有」 

社内承継支援機構が取得した株式は、外部の第三者への再売却を検討しないことを前提としています。この基本方針のもと、目先の利益追求にとらわれることなく、長期的視点に立った企業文化の維持・発展と持続的な事業成長を支援します。

2. 経営体制:社長続投と次世代リーダーの育成に向けた協働

創業オーナーである鶴尾氏が代表取締役社長を続投し、従来通り事業運営を主導します。あわせて、将来の体制移行を見据え、鶴尾氏と社内承継支援機構が共同で次期経営者の選定および育成を行います。現経営陣の意向と企業文化を最大限に尊重しつつ、株主兼パートナーとしての客観的な視点を交えて次世代リーダーを育成することで、円滑かつ納得感のある承継を目指します。

3. 雇用・処遇:安心できる環境の維持 

雇用条件・処遇・働き方は原則として現状を維持します。社員がこれまで通り安心してサービス開発および運営に集中できる環境を守ることを最優先とします。

4. 支援内容:次世代に向けた経営基盤の強化 

社内承継支援機構は、株主兼パートナーとして、長期的視点に立った企業文化の維持・発展と、持続的な事業成長を目指します。

具体的には、当社グループのネットワークを活用し、ソルトワークスの新たなサービスの開発・拡大に向けた連携を強化します。また、次世代経営体制への移行に向けてガバナンスおよび経営管理体制の整備、財務面での助言等を行います。新設する財務担当取締役が中心となりバックオフィス機能を強化することで、クリエイティブな組織文化を支える、盤石な経営基盤を構築してまいります。

◼️今後の展望

当社は、「RISONAL 社内承継」を通じて、後継者不足に悩む日本の中小企業に対し、従来の「親族内承継」や「第三者へのM&A」に留まらない多様な承継の選択肢を提示してまいります。 今後は、ソルトワークスの経営陣および社員の皆様に深く伴走し、同社の持続的成長と独自の企業文化の維持を支援します。また、本支援スキームを事業オーナー、役職員の双方に無理がなく次世代へバトンをつなげる「新しい承継モデル」の先駆けとして広く普及させることで、地域産業の守り手として日本経済の発展に貢献してまいります。

◼️株式会社ソルトワークス 代表取締役 鶴尾 康氏 コメント

このたび、株式会社ソルトワークスは、オーナーズグループと株式譲渡契約を行いました。

ソルトワークスは2008年の創業以来、北海道札幌の地から単なるモノ売りではなく「お客様の経験そのものを価値あるものにする事業」を「想い出エンターテインメント」という独自の企業ドメインとして銘打ち、すべての大切な”想い”をもつ方々へ対しての価値提供に邁進してまいりました。

ソルトワークスの今があるのは、共に走ってくれた会社のメンバー、それを支えてくださったお取引先の皆さま、そして私どものサービスに共感いただいたお客様のおかげです。

今後はオーナーズと共に更なる「ありそうでなかった体験」を通して心あたたまる感動を社会に送り続けることができる、プロフェッショナルな企画設計集団を目指してまいります。

私もこれからも変わらずソルトワークスの成長を支えてまいりますので、引き続きよろしくお願いします。

これまで関わってくださったすべての方々に感謝を込めて。

そして、これからのソルトワークスの更なる飛躍を楽しみにしていてください。

株式会社ソルトワークス

代表取締役CEO 鶴尾康

<株式会社ソルトワークス 会社概要>

所在地:札幌市中央区南1条西2丁目5 南一条Kビル 9F

創業年:2008年

事業内容:WEB・アプリサービスの企画・制作・運営事業

Webサイト:https://saltworks.jp

◼️「RISONAL社内承継」について

当社が幅広い承継方法の中から、事業オーナー、企業、役職員にとって理想の社内承継の実現を支援するサービスです。社内承継専門の投資会社である「社内承継支援機構」を活用した永続保有を前提とする株式取得を伴ったソリューションも用意し、これまでにない社内承継の選択肢を提案します。

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