プレスリリース

生産財商社 山善の新サービスプラットフォーム「ゲンバト」にてM&Aサービスの提供を開始。

2024.02.21

AIやデータ活用、自動化などのテクノロジーを活用してプロフェッショナルサービスを中小企業のオーナー経営者に広く提供するRISONAL(リソナル)を運営するオーナーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:作田 隆吉、以下「オーナーズ」)は、株式会社山善(本社:大阪府大阪市、代表取締役:岸田 貢司、以下「山善」)とパートナー契約を締結しました。2024年2月21日に山善が開始するものづくり企業向け複合型SaaSプラットフォーム「ゲンバト」に、RISONALのM&Aサービスを提供いたします。


■「ゲンバト」への「RISONAL M&A」提供について
「ゲンバト」は、生産財商社の山善が提供する、生産財商社初(※)のものづくり企業向け複合型SaaSプラットフォームです。各業界において、業務の効率化や「作業の見える化」のためにDX(デジタル化)が進んでいます。しかし、中小製造業の多くは人材や資金、ノウハウの不足といった課題により、デジタル化が進まない企業も多く存在します。そこで山善は、中小製造業のデジタル化推進のために「使いたいものだけ」、「すぐに始められる」、「安価で手軽な」を実現する複合型SaaSプラットフォーム「ゲンバト」のサービスを開始しました。
「ゲンバト」:https://genbato.jp/

「ゲンバト」のサービスには、図面・設備管理や不良記録、完成品メーカーと中小製造業とのマッチングなどのオリジナルサービスに加え、パートナー企業と連携した合計6つのサービスが用意されています。その中でオーナーズは、「技術(事業)承継」のためのM&Aサービスをパートナー企業として提供します。
中小製造業の主な課題に、「人手不足」、「技術(事業)承継」、「技術開発の停滞」、「営業力不足」などが挙げられています。その課題を解決するための手段の一つとして、これまで大企業やそのオーナーにしか提供されていなかった高いクオリティのM&Aサービスを「ゲンバト」を通じて中小企業に向けて広く展開することといたしました。中小企業の課題の一つである「技術(事業)承継」を、パートナー企業としてサポートいたします。
※ 生産財を取り扱う商社が、ものづくり企業向けの複合型SaaSプラットフォームを提供するのは初。(自社調べ/2024年1月末現在)

オーナーズ代表作田隆吉コメント
山善は、生産財商社として70年以上に渡り業界をリードしている企業です。製造業界は中小企業の活躍なくしては成り立たないと言っても過言ではないのですが、中小企業を取り巻く環境にはまだまだ課題が多く存在します。
この度の業務提携は、中小企業の課題を解決する場を提供し、日本のものづくりのエンパワーメントに貢献したいという山善の想いと、売り手の利益を守るFAサービスを民主化して中小企業M&Aの拡大を支援したいという当社の想いが合致し、実現しました。
業界のリーディングカンパニーと連携することでサービス環境を充実させ、今後中小企業におけるますますのM&Aニーズに対応し、健全なM&A市場の発展に貢献してまいります。

山善について
1947年創立。工作機械、産業機器、機械工具、自動化ロボットなど、世界のものづくりを支える「生産財」と、快適で便利な住まい・オフィス環境をつくる住宅設備機器や、くらしを豊かに彩る生活用品などの「消費財」を提供する専門商社。また、生産現場の自動化提案、脱炭素社会へ向けた省エネ事業の推進、生活者のニーズを具現化した商品の開発など、変化する時代に対応したソリューションを様々な分野で提供しています。
https://www.yamazen.co.jp/